新宿「GINGER GRASS」

階段を降りるアプローチから既にラグジュアリーなリゾートホテルのようで心が躍る。川床のように涼しげなエントランスをくぐると、壁いっぱいに描かれたアジアのジャングル。新宿にいながらにしてアジアリゾートに旅した気分だ

お料理のコンセプトは「モダン タイ ベトナメーゼ」で、スパイシーなタイ料理と、ハーブを使ったベトナム料理のいいとこどり。さらにたまり醤油や出汁など、日本ならではの調味料も織り交ぜてあるそう。何よりうれしいのが化学調味料無添加ってとこ(タイの屋台とか行くと、味の素をお玉一杯入れたりするもんな~)

同社のコーポレートソムリエを務める石田博さんが選んだワインリストがまた面白い。色や品種や国でワインを分けるのではなく、「Smooth Vibrant&Refreshment」「Fruit-forward Soft&Savory」「luscious Rich&Pungent」のカテゴリー別。カナダ、ギリシャ、ジョージアなど国籍や品種も多彩で、オレンジワインもオンリスト。さらにエスニック料理にあわせて、スパークリングワインやフレッシュで軽快なカテゴリーのワインリストはロゼからスタート。ワインの価格帯は5000円前後が主体だが、2,500円均一のワインリストには泡6種、白12種、赤8種が並び、世界各国のさまざまな品種が網羅されている。

これはもう、ワインリストをつまみにワインが飲めますぜ

ワインだけでなく、カクテルメニューも大充実。「シグニチャー」には、マティーニやネグローニといったトラディショナルカクテルを大胆にアレンジしたメニューが並ぶ。店内の樽で熟成させた「バレルエイジド ネグローニ」、透明な「クリア ピニャコラーダ」、トムヤムスパイスとハーブの効いたつまみいらずの「ブラッディー トム」などなど、上から下まで制覇したくなる。生ビールも国産大手4社をおかず、「ヒューガルデン」と「シンハー」ってところにもこだわりを感じる。

お休みが取れないあなたも、新宿駅南口からゆるりと歩いて行けるアジアンバカンスへぜひ!

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