ワインではよくあるフードペアリングだが、さまざまなスタイルがあるクラフトビールも、料理と合わせることで新たな魅力を感じることができる。シカゴ発のクラフトビール「グースアイランド」から醸造家を迎えたペアリングディナー会@渋谷リゴレット
個人的にこの日のベストペアリングは、エクストラスペシャルビター「Honkers Ale」&「ベイビーロメインレタスのジョスパーグリル」。ほのかな苦みを持つロメインレタスをグリルすることで香ばしさをプラス。ホップ由来の草っぽさとも調和するし、ビターの相乗効果がたまらない。
もうひとつ、ホームタウン シカゴの市外局番を冠した「312 Urban Wheat Ale」&「真だことフェタチーズのマリネ」。なめらかで優しい口当たりのウィートエールに、さわやかなセロリのフレーバーとコクのあるフェタチーズが心地よい。セロリがこんなにエールに合うとは思わなかった
ほかにも「Goose IPA」&「鶏手羽のスパイシーチキン」。甘やかなモルトとスパイスのペアリングも楽しく、IPAならではの苦みが鶏の脂を切ってくれる。
ビール的には一番好きなヴィンテージエール「Matilda」はフレーバー豊かで味わいも重層的なので、みっちりとした肉質のスペイン産イベリコ豚・肩ロースだけでなくローストしたパプリカや添えられたマスタードにも良く合うのよね。メイン料理はマチルダで決まり!
ナパワインの樽でオレンジピールと共に9カ月熟成した原酒をブレンドしたベルジアンファームハウスエール「Sofie」の柑橘風味にパスタ・ペスカトーレ。
最後は、バーボン樽で1年熟成させたインペリアルスタウト「Bourbon County Stout」にリッチな「ガトーショコラ」。焙煎された麦芽の風味と、濃いめのチョコレートは鉄板です
フードペアリングの基本は、ABC(アライアンス、ブリッジ、コントラスト)だそう。フードペアリングをとおしてビールのスタイルの違いも楽しめます。この日は一杯ごとに、テーブルコーディネートのアレンジが変わるところがまた面白く…渋谷キャストのリゴレットでも17日までペアリングが一部楽しめるそうなので、ぜひお試しを
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