バブル時代に大流行したヴィトンもグッチも興味なかったが(金もなかった)エルメスだけは別。ゼロが多すぎてスカーフや小物くらいしか買えなかったけど、今でもエルメスは憧れのブランドだ。
そんなエルメスが国立新美術館で開催している観客参加型展覧会「彼女と。」に行ってきた
アクター役は速攻で埋まってしまったらしく、エキストラでの参加だったけど、エルメスが考える女性の理想像がうかがえてなかなかに面白い体験だった。とはいえ、ここまでセットや広告にお金をかけるなら、もう少し仕掛けがあっても良かったような気もしないでもない。演劇好き・映画好きにはちょっと物足りなさも残る。
広々とした空間に造りこまれた「撮影セット」は一見の価値あり。だからやっぱりこれは「展覧会」なんだな、きっと。
監督役や進行役に(素人ではない方の)アクターのリアルな演技。そこかしこに配置されたエルメスが醸し出す上質なラグジュアリー。舞台裏の衣装部屋にはエルメスの新作が並ぶが、触ることができないのは残念。
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