スティングが誕生日に取り寄せ、トム・クルーズが結婚式で振る舞ったというイタリアの白ワイン「La Scolca 」は、ガヴィのイメージ変革を起こした先駆者的作り手だ。セレブだけでなくファッション業界とのつながりも深いだけあって、5代目のキアラさんもゴージャスな美女だった。30年以上も日本で展開しているにも関わらず、来日は初とのこと。パレスホテル「和田倉」での和食ランチをご一緒させていただいた
来年創業100年を迎えるという歴史ある作り手で、 Gavi dei Gaviが使えるのはこのラスコルカだけだそう。ぶどうはすべてビオディナミの自社畑から手摘み。自然酵母だけで醸造するそうだが、「醸造家は必要ない」とのコメントには驚いた。
「ガヴィ・ディ・ガヴィ」のブラックラベルに続いてスパークリング「2009ミレジマート」。最初に感じるのはチョコレートの香り。さらにアーモンドやはちみつなど「これほど豊かな香りがするのはうちのコルテーゼだけ」とキアラさん。
さらに2003の「レゼルヴァダンタン」は最低10年の瓶熟を経て、リッチでグラマラス。こんな素敵な泡がイタリアにあったなんて…とびっくり(でも、日本未輸入とは残念)
七夕を前にしたランチのお重には、平安時代は短冊代わりに使われていたという梶の葉が添えられていた。昔は笹の葉でなく、梶の葉だったのね。何をお願いしようかな?
0コメント