2018.07.28 05:31南イタリアの街は劇場だ南イタリアの街は、まるで劇場のようだ。観光するよりも、街角の人々を見ているほうがずっと楽しい。スカッパナポリは、まさにオープンエアシアター!「この、くそガキが!」と怒鳴るおじいに、駆けだして舌を出す子どもたち。中学生くらいの子が二人乗りでバイクを乗り回してたり、おばさんたちが大声でけんかするようにしゃべってたり。声だけでなく身振り手振りがいちいち大げさで見ているだけで笑えてくる。2年ぶりに訪れた私を大歓迎してくれたワインショップのおじさん。愛嬌をふりまきながら巨大なパニーニをつくり続けるおやじ。市場では方言バリバリのにぎやかな呼び声が心地よく、ドゥオモの前では親子のアコーディオン弾きが息のあったハーモニーを奏でる。「ニューシネマパラダイス」の世界を思い...
2018.07.15 08:25Small country got Big dream! ワールドカップ2018クロアチアのほうがずっと攻めていた。だが、不運も重なった。流れがきたところでの乱入者、審判の判断にも不満が残る。それでもダリッチ監督は、「結果を受け入れ、胸を張りたい」「これも人生、これがサッカーだ」選手一人ひとりを母のようにハグして健闘を称えたクロアチアの女性大統領は、全試合エコノミークラスで移動して、観戦中の給与を辞退したという。オウンゴールになったマンジュキッチも、ハンドでPKからの一点を許したペリシッチも、共にきっちりゴールを決めて借りを返した。移動バスに掲げた「Small country, Big Dream」の言葉を引き、「あきらめず、信じることをやめず、希望を持ち続ければ、夢は叶えられることを世界に伝えられたと思う」敗戦が決まったあと、自...
2018.07.14 05:46新宿「GINGER GRASS」階段を降りるアプローチから既にラグジュアリーなリゾートホテルのようで心が躍る。川床のように涼しげなエントランスをくぐると、壁いっぱいに描かれたアジアのジャングル。新宿にいながらにしてアジアリゾートに旅した気分だお料理のコンセプトは「モダン タイ ベトナメーゼ」で、スパイシーなタイ料理と、ハーブを使ったベトナム料理のいいとこどり。さらにたまり醤油や出汁など、日本ならではの調味料も織り交ぜてあるそう。何よりうれしいのが化学調味料無添加ってとこ(タイの屋台とか行くと、味の素をお玉一杯入れたりするもんな~)
2018.07.13 08:14「Freada Night」@神宮前テラスさまざまな苦難を抱えながらも愛と情熱に生きたメキシコの画家フリーダ・カーロ。彼女の名前をそのままとったファッションブランドFreadaのパーティー「Freada Night」@神宮前テラス
2018.07.13 05:47エルメスの観客参加型展覧会「彼女と。」@国立新美術館バブル時代に大流行したヴィトンもグッチも興味なかったが(金もなかった)エルメスだけは別。ゼロが多すぎてスカーフや小物くらいしか買えなかったけど、今でもエルメスは憧れのブランドだ。
2018.07.07 05:52Team Lab 「ボーダレス」@お台場七夕の今日は子供とふたりでお台場へ。チームラボによる世界初デジタルアートミュージアム「ボーダレス」で3時間たっぷり遊んできた。1万㎡もの空間を埋め尽くすデジタルアートは、まさにボーダレス。すべてが有機的につながり、表情を変えていく。ランプの近くに立ち止まるとそのランプが輝き出し、光が次々に伝播していく「ランプの森」。巨大なハンモック「浮遊する巣」の上に寝転んで見上げる映像の荘厳さは、宇宙を旅しているかのよう。一番のお気に入りは、どこまでも続く光の雨「クリスタルワールド」の「境界のない群蝶」。そして、自分で描いた絵が空間の中を自由に動き回る「グラフィティネイチャー」も楽しい広大な空間の中を埋め尽くす圧倒的な映像美の数々は、どこもかしこも、まさに「インスタ...
2018.07.06 06:21ガヴィ・ディ・ガヴィ「La Scolca」スティングが誕生日に取り寄せ、トム・クルーズが結婚式で振る舞ったというイタリアの白ワイン「La Scolca 」は、ガヴィのイメージ変革を起こした先駆者的作り手だ。セレブだけでなくファッション業界とのつながりも深いだけあって、5代目のキアラさんもゴージャスな美女だった。30年以上も日本で展開しているにも関わらず、来日は初とのこと。パレスホテル「和田倉」での和食ランチをご一緒させていただいた来年創業100年を迎えるという歴史ある作り手で、 Gavi dei Gaviが使えるのはこのラスコルカだけだそう。ぶどうはすべてビオディナミの自社畑から手摘み。自然酵母だけで醸造するそうだが、「醸造家は必要ない」とのコメントには驚いた。
2018.07.02 06:02カリフォルニアワイン協会新体制発表カリフォルニアワイン協会日本事務所が7月から新体制で活動を開始する。日本代表に新しく扇谷まどかさんが就任されたことは既に発表されていたが、6日の発表会で手島孝大さんとの共同代表体制と知りびっくり! このタッグ、強力すぎるわ~!カリフォルニアワインにとって日本は世界4位の市場だ。でも、ナパやソノマはともかく、「カリフォルニア」というくくりで見れば、バルク輸入で日本瓶詰されるワインがほとんどだろう。そして量販店店頭の低価格ワインは関税面で有利なチリやオーストラリア、これからはEUの攻勢が続くはず。それでも、もう数を追う時代ではない。豊富な知識と経験、人脈を持つおふたりがこれからカリフォルニアワインをどうプロモーションしていくのか、業界関係者からの期待は大き...